過去ログ - 健夜「年下の男の子を落とす１００の方法　アラ卒寿」
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65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/12/01(土) 00:28:17.16 ID:k5iN2cdEo
咲「全部、話は聞いてます」

健夜「…」

咲「京ちゃんと小鍛治さんがどうやって知り合ったとか、どんな事したとか、どうやって告白されたとか、したとか。フった時の話も。フラれた時の話も」

健夜「…」

咲「ぜーんぶ」

健夜「…ずるいよ」

咲「幼馴染の特権です」

健夜「…」

咲「中々話してくれなかったから、むしろ私の方がショックでした」

健夜「…」

咲「私の幼馴染を取られちゃったんだもん」

健夜「…ごめん」

咲「別に謝るような事でも無いですけど」ｸｽｸｽ

健夜「…」

咲「あ、もしかして勘違いしてます？私が京ちゃんの事好きだったとか」

健夜「…ちょっと」

咲「あはは。無い無い。お姉ちゃんだって違いますからね」

健夜「…」

咲「あくまで彼は、私にとっては大事な親友で、幼馴染。お姉ちゃんにとっては…弟分？保護者もちょっと入ってるかも」

健夜「…」

照「お前だって迷子になった時助けて貰ったりしてるのにぃ〜…」

咲「…えへへ」

健夜「…あ、起きた？」

照「…うう〜ん」ｺﾛﾝ

咲「…あれ？寝言だったか」

健夜「…」

咲「…こほん」

健夜「…」

咲「私は、小鍛治さん良い人だし、付き合ってもいいかな〜って、思いました。京ちゃんにはお似合いじゃないかな」

健夜「…けど」

咲「けど？」

健夜「私、どうやって人を好きになっていいのかわかんない」

咲「…」

健夜「…わかんなく、なっちゃった」

咲「京ちゃんに別れようって言われて？」

健夜「…多分、そのずっと前から」

咲「…」

健夜「私、私なんかが人を好きになっていいのかなって」

咲「…」

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