過去ログ - 勇者「魔王の後継者？」 -SS速報VIP

過去ログ - 勇者「魔王の後継者？」

↓ 1- 覧 板 20

179:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 14:12:37.22 ID:g9YrvldT0
勇者「いや、死んだってのはおかしいな。行方不明ってだけだ、生きているかもしれないし」

「余計なことを聞いてしまった」と落ち込む魔王を元気づけるように笑って言う。

以下略

180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 14:16:18.73 ID:g9YrvldT0
魔王「うむ、しかし完全に血筋で決まるわけではないのじゃ。」

魔王「父王が相応しくないと思えば別の者にやらせることもあるし、幼少時代を見ていた周りの大人の意見も尊重して本当に相応しいか協議してから決めるのじゃ」

勇者「へぇ、けっこうしっかりしているんだなぁ」

以下略

181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 14:17:18.57 ID:g9YrvldT0
魔王「うむ、妾の家系の者が魔王になると必ず何かしら不幸が起こる。」

魔王は暗記した物を思い出すように目を閉じる。

以下略

182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 14:17:58.91 ID:g9YrvldT0
魔王「他にも、禁じられているにも拘らず人間に恋してしまった奴が見せしめに家族から友人にいたるまで、ありとあらゆる知り合い縁者全て目の前で殺されたそうじゃ。もちろん相手の人間もじゃな。しかもその後洗脳まがいのことをされ、"王"とは名ばかりのほとんど奴隷のような扱いを受けたらしい。」

勇者「…マジに呪われていそうな家系だ。じゃあお前にもいつか不幸が訪れるのか？」

魔王「…今妾がどんな状況に置かれてるのか主は忘れたのかや？」

以下略

183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 14:18:39.85 ID:g9YrvldT0
……

魔王「…このまま楽しい時が続けばいいのじゃが…」

以下略

184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 14:19:24.69 ID:g9YrvldT0
勇者「大丈夫だ。何があろうと、起きようと、お前は俺が絶対に守ってやる。お前の盾にでも、剣にでもなってやるよ。どんな不幸が降りかかろうと、どんな強敵が現れようと構わない。最後の最後まで俺が守り抜いてやる。」

魔王「主…ところでさきほど人間との恋に堕ちた魔王の話をしなかったかや？」

勇者「うん、したな」

以下略

185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/11(火) 14:31:30.53 ID:SX3gnr8DO
↓

186:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/11(火) 14:32:31.48 ID:pFRyl4uh0
人は、いつか死ぬさ。だが、まだ俺にその気は無いよ

187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/11(火) 15:20:12.65 ID:Fd68JC/3o
>>186
うまくつなげ過ぎｗｗ

188:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 16:23:23.41 ID:g9YrvldT0
勇者「人は、いつか死ぬさ。だが、まだ俺にその気は無いよ」

不適に笑う。そう、まだ俺は死ぬわけにはいかないさ

以下略

189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/11(火) 16:29:18.53 ID:g9YrvldT0
勇者「くっくっく、泣きたくなったらいつだって泣いていいんだぜ？」

魔王「じゃから妾は泣いてなど…」

勇者「魔王、辛いんだろ？辛いときはな、楽しいときのように皆で分かち合えばいいんだよ。内に溜めてんじゃねえよ、吐き出しちまえ」

以下略

810Res/538.70 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ