過去ログ - ラオウ「待っているがよい……ケンシロウッ!」
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27: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/28(水) 02:51:28.68 ID:lhuwU+FY0
レイはラオウの中に純粋な炎を垣間見た。
しかし、ラオウの胸中はレイの思うところとは随分違う場所にあった。

ラオウ(たわけは俺だ! ケンシロウ一筋と決めていたのに、懐柔されてしまってどうする!)

ラオウ(だがレイの美しさは反則だ。
    落ち込んだ視線も、哀愁漂う背中も、全てが可憐だ)

ラオウ(凛々しさのケンシロウにして可憐のレイ……。
    むう、俺はどちらを選べばいいのだ!)

ラオウ(天は俺を敵視している! こんなにも辛い宿命を与えたのだから)

ラオウ「ああレイたんぺろぺろしたいよぉ」ボソッ

レイ「うん? なにか言ったか? ラオウ」キラキラキラ

ラオウ「この祝杯は後に大きな意味を残すだろう、とな」キリッ

レイ「ああ。俺の人生の新しい門出だ。そして、俺達の門出でもある」ニカッ

ラオウ(はあああああん! キザな台詞が似合いすぎいいいいいん!)

レイが捉えた純粋な炎が純粋過ぎるが故の狂愛であることは言うまでもない。
かくして、思わぬ事の運びからレイはラオウの仲間となったのだった。

ラオウ(胸に七つの傷のある男……ケンシロウがそんなことをするとは思えんな)


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