過去ログ - ラオウ「待っているがよい……ケンシロウッ!」
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49: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/29(木) 16:07:20.04 ID:3LxewOCJ0
ジャギ「まずはレイ! これを見ろ〜〜」

小気味よくジャギは手を二度叩く。するとどこからともなく人相の悪い部下がやってきた。
その腕に拘束されているのは、白髪の美しい目を閉じた少女。

レイ「アイリ! アイリぃぃぃぃぃぃ!」

アイリ「新しいご主人様ですか? どんなことにも従います、どうかかわいがってください……」

ラオウ「むう、悲惨な日々を過ごしてきたのであろう。心を閉じてしまっておる」

ジャギ「はーはっはっはっはァ! これでは手も足もだせないだろ〜!?」

レイ「思い出せ! 俺だ、兄さんだ! そうだ、あのケープをっ」

レイは血に染まったケープをアイリに投げ被した。
それはアイリが結婚式で使用するはずだったケープ。二人の両親の血に染まった、哀しい色。

アイリ「こ、この刺繍は……ッ。兄さん、ほんとうに兄さんなの!?」

アイリ「そんな……生きて兄さんに会えるのだったら、目を、目を塞ぐのではなかった……」

ジャギ「この女は高く売れてるぜ〜〜! 盲目の美少女ってのは、変態共を喜ばす格好の称号だからな〜〜!」

レイ「外道がぁぁぁあ!」



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