過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：二巻目【都市伝説】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲安価】京太郎奇怪綺譚：二巻目【都市伝説】

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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/29(木) 23:09:00.53 ID:Vlymtf43o
・御者キョウタロー/大魔王ゾーマ

大魔王ゾーマその人。彼女らが歩み続ける道（ﾄﾞﾗｺﾞﾝﾛｰﾄﾞ）の終着点にて、立ちはだかる者。

精霊ルビスとは幼馴染であり、元人間。
ゲッター線的な何かで魔王になった。

ルビスが作った世界の存在、すなわち人間を腐敗させないため仮想敵として魔物達を創る。

魔物達を操ってルビスの聖地を遠まわしに守りつつ、世界を見守ってきた。

バラモスを使った大侵攻は、地上で世界大戦級の戦争の気配を感じたため。
一度、人類を間引きしつつ纏める事件が必要だと判断した。

バカンスも兼ねて、ルビスの加護を歴代でも格別に受ける姉妹が居るという村に向かう。

情が沸く。

旅に出た勇者ユウを死なせない為にダンジョンに宝箱を置いたり、伝説のロト装備をそこら辺に仕込んでいるうちにユウは彼の元まで辿り着いてしまう。

正体がバレた時、彼女になら殺されてもいいやと思う自分に気づく。
自分を魔王と知り説得しようとするユウ。
更に揺らぐ。

結果だけを話すなら、闇の衣大魔王VS光の玉無しLVMAX最強装備の勇者の決戦となり、相打ちとなった。

勇者は昏睡状態、大魔王はわずかに加えられた手心で生き延びた。

大魔王の目的は、この世界のどこかにあるという世界樹の葉で彼女の目を覚まさせること。
そして、ルビスの加護を強く受けていることを利用し、姉妹のどちらかに殺されることでルビスに自分の力を注ぐこと。
消えかけているルビスに最後の贈り物をして、往生する腹積もりである。

この旅は、彼にとっては死へと向かう道である。

・ルビス

精霊ルビス。人間だった頃は文学少女だったらしい。

鹿目まどか的な何かで精霊となった。

世界を創り、調和を維持し続けてきたため、その力の殆どを使い果たしている。

勇者の定義に、幼馴染の大魔王の提案を採用した。

・勇者ユウ

勇者。
強いて言うなら、ローレシアに近いタイプの勇者である。

現在昏睡状態。

たった一人で旅路を踏破し、闇の衣状態のゾーマを単独で討伐できる力量を持つ。

一人で旅をしている気がしないと、見守ってくれている存在にうすうす感づいていた。

それが大魔王最大の誤算。

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