過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/12/01(土) 00:17:31.58 ID:PXXB4vo30
……



男(……遅い。いくらなんでも遅すぎる。まさか、また変な店主に捕まっているんじゃないだろうな……)
以下略



137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/12/01(土) 00:18:04.79 ID:PXXB4vo30
ヒソヒソ ミテ、エルフガタオレテルワ

ホントウネ、バシャニヒカレタラシイワヨ

デモマア、イイキミネ
以下略



138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/12/01(土) 00:18:48.77 ID:PXXB4vo30
旧エルフ「男……さん。泣いてますよ?」

男「バカっ……なんで、僕がそんな」

旧エルフ「うれ、しい。おとこさんが、ないてくれたってことは、わたし、すこしはだいじにおもってもらえたんです……ね」
以下略



139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/12/01(土) 00:19:48.04 ID:PXXB4vo30
あの日、エルフは馬車に引かれて死んだ。この時ほど今までの自分の態度を後悔した事はなかった。
彼女に惹かれていたはずなのに、それを言葉にして伝えることもできず、僕はただ一人この家に残されることになった。
シンと静まり返った家。明るく笑ってくれた彼女はもういない。
どれほど涙を流そうとも、彼女がこの家に帰ってくることはもうない。
エルフというだけで差別にあい、墓地に入れられることすら許されなかった彼女。僕はそんな彼女の墓を街から離れた森の入口に作ることにした。
以下略



140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/12/01(土) 00:20:18.50 ID:PXXB4vo30
男「僕、決めたよ。もし、次にエルフを家に迎えることがあったらお前の分も優しくするって。お前にできなかったことをそいつには全部してやるって……」

男「ここなら、お前に嫌がらせをしたり、いじめたりする人間もいない」

男「僕も時間をあけてここに来るようにするからさ……」
以下略



141:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/12/01(土) 00:20:48.30 ID:PXXB4vo30
……



男「さようなら……旧エルフ」
以下略



142:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2012/12/01(土) 00:22:23.90 ID:PXXB4vo30
とりあえず、今回はここまでで。
続きは旧エルフがいなくなってから男の元にエルフが来るまでのお話です。


143:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/12/01(土) 01:53:53.78 ID:HKHQWsdp0
>>1
切ないなあ
誰かの奴隷であることを証明するものが発行されればいいのにな。


144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/12/01(土) 01:57:24.48 ID:3J8Lq4jBo



145:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府)[sage]
2012/12/01(土) 02:28:33.77 ID:l2B5mwejo



146:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/12/01(土) 10:34:24.27 ID:AwuQg34go
乙でした


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