過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/02(日) 22:45:21.96 ID:Ng/CQN0e0
男「エルフ、ちょっとこっちに来い」

エルフ「どうかしました?」トコトコ

男「いいか、今から僕の言うことを聞くんだ。これを破ったら本当に死ぬと思え」ジッ
以下略



186:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/02(日) 22:45:50.45 ID:Ng/CQN0e0
エルフ「えっと、つまり?」

男「あの扉の向こうにいるのは騎士と違って隙あらば無抵抗なエルフだろうと殺すやつだ。それこそ、昔の僕と同じくらいエルフを憎んでる。
 一応君に手を出させないようにするが万が一ってことがあったら困る。だから、今日一日は森にでも行って隠れていてくれ。今なら、まだ裏口から抜け出せるから」

以下略



187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/02(日) 22:46:23.22 ID:Ng/CQN0e0
エルフ「……いや、です」

男「なんだって?」

エルフ「嫌です、嫌です! 男さんと他の女性を二人っきりにさせるなんて嫌です! 私もここに残ります!」イヤイヤッ
以下略



188:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/02(日) 22:46:52.58 ID:Ng/CQN0e0
男「もう時間がない……こうなったら力ずくで!」ヒョイッ

エルフ「あっ!? 男さん!」ジタバタ

男「こらっ! 暴れるな! いいな、お前は今日一日家に帰ってきちゃいけないぞ。街中で僕の姿を見ても近寄るな!」キッパリ
以下略



189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/02(日) 22:47:37.07 ID:Ng/CQN0e0
男「……ふう。どうにか間に合った」

?「何が間に合ったんですか?」

男「うわっ! 気配を消して近づかないでくれ驚くから」
以下略



190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/02(日) 22:48:33.58 ID:Ng/CQN0e0
女魔法使い「先生にそう言われたら仕方ありません。……男さん。これでいいですか?」

男「ああ、それでいいよ。久しぶりだね、女魔法使い」

女魔法使い「……はい。お久しぶりです」
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191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/02(日) 22:49:00.87 ID:Ng/CQN0e0
女魔法使い「この家、エルフの匂いがするんですけれど」ジーッ

男「き、気のせいだと思うぞ」アハハハ

男(女魔法使い昔と全然変わっていないな。こりゃ、エルフのやつを見つけたら問答無用で手にかけそうだ……)
以下略



192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/02(日) 22:49:28.46 ID:Ng/CQN0e0
――外窓――

エルフ「男さん、何話しているんでしょう。分かってはいますが、全く声が聞こえません」ジーッ

エルフ「それに、あの小柄な女の子。随分と男さんに馴れ馴れしい感じで接している気がします。たしか、軍の人ですよね。ま、まさか男さんを狙ってわざわざここまで!?」グヌヌ
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193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/02(日) 22:50:02.70 ID:Ng/CQN0e0
男(うっ……悪寒が。まさか、エルフのやつが馬鹿なことを考えているとかじゃないだろうな……)

女魔法使い「どうかしましたか?」

男「いや、何でもないよ。それで、今日は一体何の用なんだ?」
以下略



194:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/02(日) 22:50:41.28 ID:Ng/CQN0e0
男「それは買いかぶりすぎだよ。だいたい、僕が軍に所属していた時は下っ端もいいところだったじゃないか」

女魔法使い「何言ってるんですか! 男さんは下っ端なんかじゃないです。私たちの分隊が一体あの戦時中にどれだけの功績をあげたか……。今の騎士さんの立場を見ても分かることです」

男「それはあくまで騎士の話であって……」
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