過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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341:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 14:13:57.24 ID:4BCi+PlG0
男「あの、すみません」

老紳士「はい、なんですか?」

男「今、エルフの女の子がこの店から出て行ったんですけれど何か買っていきましたか?」
以下略



342:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 14:14:35.48 ID:4BCi+PlG0
男「そんな……勘違いですよ。僕は、もっとひどい人間です」

老紳士「ふふっ。確かに、あの子に仕事だと嘘をついてこっそりと後を付いていくだなんてあまりいい趣味ではありませんね」

男「えっ!? どうして仕事に行ったってことを……」アセアセ
以下略



343:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 14:15:09.13 ID:4BCi+PlG0
老紳士「それを私の口から告げるのは……。まあ、帰ってからのお楽しみということで」

男「はあ……。それが必要であればそうしますが」

老紳士「そうそう。なるべく疲れた様子を見せるとあの子も喜んでくれると思いますよ」
以下略



344:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 14:15:43.81 ID:4BCi+PlG0
……



男「ただいま〜」ギィィ、バタン
以下略



345:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 14:16:10.13 ID:4BCi+PlG0
エルフ「なんだか、お疲れですね」ニコニコ

男「あ、あ〜。確かにちょっと疲れたかもね」チラッ

エルフ「! そ、そうですか! えへへっ。それじゃあ、ちょっと部屋に行って待っててください」
以下略



346:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 14:17:01.35 ID:4BCi+PlG0
……



男(部屋に戻って待っているものの、中々エルフのやつ来ないな……)ボーッ
以下略



347:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 14:17:30.44 ID:4BCi+PlG0
エルフ「男さん、寝ちゃってます。せっかくおじいさんに教えてもらったマッサージを疲れてる男さんにしようと思ったのに……」グスン

エルフ「でも、男さんの寝顔を見るのも久しぶりですね……」チラチラ

エルフ「……」チュッ
以下略



348:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 14:18:01.57 ID:4BCi+PlG0
……



男「……う、ううん。もう、朝か?」
以下略



349:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 14:18:32.92 ID:4BCi+PlG0
男(こんなに無防備に傍にいられたんじゃ昨日の僕の嫉妬が馬鹿みたいだな……。エルフは僕のことちゃんと慕ってくれてるんだ。たまにはきちんと僕の方からもエルフのことを好きだって態度を表さないとな……)ナデナデ

エルフ「うう……んっ」デレデレ ニコニコ

男「……」フフッ
以下略



350:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 14:22:47.44 ID:4BCi+PlG0
ひとまず、男の嫉妬話はここまでで。次はある男の狂気というお話です。


351:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 14:23:16.98 ID:4BCi+PlG0
これは、物語の中核に絡まないある一人の観察者の話である。


いつからだろう、この街に訪れたある一人の少女の姿を俺が追いかけ続けるようになったのは。

以下略



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