過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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392:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 17:15:16.66 ID:4BCi+PlG0
老紳士「どうかしました?」

エルフ「あ、おじいさん」

老紳士「どうぞ、紅茶は少し熱いかもしれないのでお気をつけて」
以下略



393:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 17:15:44.07 ID:4BCi+PlG0
老紳士「ああ、そのことですか。確かにここに置いてあるものは古い家具だったり小物ばかりですよね」

エルフ「はい」

老紳士「これらは、今ならもっと使いやすくて強度のあるものがきっと市場に出ていると思います。ですけど、中には多少不便であったとしても昔の物を使いたがる人がいるんですよ。
以下略



394:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 17:16:46.91 ID:4BCi+PlG0
老紳士「ああ、そのことですか。確かにここに置いてあるものは古い家具だったり小物ばかりですよね」

エルフ「はい」

老紳士「これらは、今ならもっと使いやすくて強度のあるものがきっと市場に出ていると思います。ですけど、中には多少不便であったとしても昔の物を使いたがる人がいるんですよ。
以下略



395:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 17:17:26.25 ID:4BCi+PlG0
――自宅――

男「どう……です?」

親方「あ〜。こりゃ、ちょっと駄目かもしれないな。所々支えに使われてる木が腐り出してる。こりゃ、家を建て直すか引っ越したほうがいいと思うぞ」
以下略



396:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 17:18:05.95 ID:4BCi+PlG0
……



エルフ「ただいま帰りました〜」
以下略



397:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 17:18:32.53 ID:4BCi+PlG0
男「んとね、エルフ。今日ね、職人さんにこの家を見てもらったんだけど、どうもこの家は限界みたいなんだって」

エルフ「どういうことです?」

男「つまりね、この家を支えている木が幾つか駄目になっちゃってて、このまま放置してるとよくないんだって。だから、家を新しく建て直すか、引っ越すかのどちらかを早いうちにしたほうがいいみたい。まあ、どっちにしても一度この家を出ないといけないんだ」
以下略



398:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 17:19:01.30 ID:4BCi+PlG0
男「たぶん、一度壊されて更地になっちゃうんじゃないかな」

エルフ「えっ!? 男さんは、それで……いいんですか?」

男「……仕方ないよ。この家の寿命が来たんだって思うしかないし。それに、書庫も狭くなってきたし、新しい家に移るのはいいかな……って」
以下略



399:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 17:19:40.39 ID:4BCi+PlG0
エルフ(男さん、ずっと私の目を見ないで話してる。きっと、この家から移るのは本心じゃないんだ)

男「……エルフ?」

エルフ「本当に、本当に……男さんはそれでいいんですか?」
以下略



400:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 17:20:06.50 ID:4BCi+PlG0
エルフ「男さん!」

旧エルフ『男……さん』

男「……っ!?」ドキッ
以下略



401:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 17:20:58.22 ID:4BCi+PlG0
……



男「……はぁ、やっちゃった。八つ当たりなんて、大人げないな……。エルフ、今頃怒ってるかな? いや、あの子のことだから、ショックを受けちゃってるかもな」ハァ
以下略



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