過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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511:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/05(水) 00:48:30.36 ID:RLjbm7yt0
女騎士の言葉に騎士と女魔法使いも視線を移す。その瞳は確かに人影と思わしきものが家屋の中に入っていく何かを捉えていた。

騎士「気になるな。よし、周りを警戒しながら向かってみるぞ」ザッ

騎士の言葉に二人は頷き、警戒を強めながら目的の家屋へと進んでいく。その間、彼らが見たのは先遣隊だけでなく、恐らくこの地に住んでいたと思われる人々の死体の数々。それらを視界の隅に収めながら、一抹の悲しみを抱き、その場を後にするのだった。

騎士「ここ……か」

目的の家屋の前にたどり着いた三人は緊張した面持ちで扉の前に立っていた。騎士と女騎士は剣を抜き、既に構えている。女魔法使いも何が起こってもいいという状態になっていた。

騎士「行くぞ……。三、二、一……」

上げていた片腕を振り下ろし、騎士は扉を蹴り飛ばして中へと入る。それに続くように女騎士、女魔法使いも中にはいる。
だが、扉の先で三人を待っていたのはある意味で予想外の存在だった。



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