過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
1- 20
622:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/05(水) 18:07:21.74 ID:RLjbm7yt0
傷エルフ「俺たちはお前達人への復讐を果たすために動き出した。憎き人を殺すためならば我らはもはや何もためらいはせぬ。だが、皆殺しにしてしまっては意味がない。この憎しみを他の人間共にも知らしめる必要がある。
そのために、一人だけこの村の住人を生かす事に俺たちは決めた。
そして今、この村で生き残った住人はお前達二人だけだ。さあ、選べ。己か、もう一人か。どちらを生かすのかを」

理不尽な、しかし避けようのない選択を突きつけられて男は泣き出しそうになった。自分か、妹か。生き残れるのは一人。確実にどちらかは死ぬ事になる。
家族や友人の死を悲しむ暇もなく、命の秤をどちらか一方に傾けなければならないのだ。

男(いやだ……いやだよ。なんで、こんなことになるんだ。僕たちが何したっていうんだよ!)

チラリと妹の様子を見ると、妹は既に顔面蒼白になり、唇が震えて恐怖に取り込まれていた。あれでは返事をすることすらままならないだろう。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/678.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice