過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/05(水) 18:37:55.17 ID:RLjbm7yt0
声をかけられた女隊長はその場に留まり振り返る。
女隊長「なんでしょう?」
上官「君の隊にいるあの少年だが、一体いつまで傍に置いておくつもりだね。はっきり言わせてもらうが彼はどちらかといえばこの場には不要な人間だ。負傷兵の治療や食料の配給など手伝いをしてくれている点は認める。
だが、戦力にはならない。人手が足りていないのは確かだが、かといってあのような幼子をこの場に出すのは私も心苦しい。
彼のような若い世代が笑って暮らせるようにこうして我々が戦っているというのに、ここで現実を見せて心に癒えることない傷をつける必要もないだろう。いい加減安全な街に置いて行ったらどうだね?」
容赦ない上官の言葉に、女隊長は視線を逸らさず、まっすぐに目を向けて返答する。
女隊長「いえ、それは必要ないと思います。私たちに付いて来る判断をしたのはあの子自身です。戦力がないのは百も承知、私たちの知識や戦闘技術を空いている時間に教えたりもしています。
戦う力はない、でも邪魔になりたくはないとわかっているからこそあの子は自分にできる事をやっています。人手が足りていないこの状況なら使えるものはたとえ子供でも使うべきかと。
それに、彼はあなたが思っている以上に現実を見て傷を負っています。それでも私たちについて来ると決めてこの場所にいるんです。なら、私たちがこれ以上何かを言うことはできません」
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