過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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741:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/07(金) 01:48:11.52 ID:HuDDvyyN0
男「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」

未だ謝り続ける男。だが、この時ばかりは女隊長も心を鬼にした。全てはそう、彼のために。
バシッ! と甲高い頬を叩く音が周りに響いた。女隊長が力強く男の頬を叩いたのだ。

女隊長「しっかりしなさい、男! あなたはもう私たち分隊の一員なんだよ! こんな風に弱るなんて隊の隊長である私が許さない!」

彼を叱咤する女隊長の言葉に男が黙り込む。そんな彼に女隊長は更に言葉を紡ぐ。

女隊長「いい。これから男に命令を下します。一つ、今から一人でこの森を抜けて私たちが出発した補給部隊の待機地点へ戻ること。そして、そこで私の上官に会って何があったのか詳しく説明すること。
 一つ、今から何があっても森を抜けるまでは振り返らないこと。いい、敵に追われたとしても振り返っちゃダメ。振り返れば足が鈍り、直ぐに捕まることになるから」

その命令を聞いて男はようやく感情を顕にした。



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