過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
1- 20
821:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/12(水) 01:12:22.35 ID:czMDyijN0
 そして、そのことに対する危惧を男が抱く中、男騎士と女棋士による指示でそれぞれに割り当てられた家屋へと一同は向かった。久方ぶりの温かなベッドでの睡眠に誰もが喜びを顕にする。
 そんな中、ほかの兵士たちとは違い、同じ家屋へと割り振られた男と男騎士の二人だけは暗い面持ちでいた。

男「ねえ、男騎士」

男騎士「ん、どうした?」

男「僕たちも……あの人たちのようになっちゃうのかな?」

男騎士「……さあな。少なくとも俺はあんな風になりたいとは思わねえよ。自分たちの異常さを自覚できないようになるなんて……な」

男「そうだよね。ごめん、変なこと言って」

男騎士「気にすんな。そんなことより早く寝ようぜ。さすがにずっと歩きづくめだったからもうクタクタだ」

男「ふふっ。そうだね、男騎士たちのおかげでみんな無事ここまでたどり着けたんだ。今日はもう考え事をするのはやめてゆっくり休もうか」

 そう言って二人はそれぞれのベッドに入り、睡眠を取り出した。目を閉じると同時に猛烈な睡魔が襲いかかり、一瞬にして意識は暗闇の中へと落ちていった。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/678.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice