過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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911:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/21(金) 01:35:31.65 ID:abYTtK5o0
男「女魔法使い。どう? 今の状況を見ていて何か思うことはある?」

 少し前まで己の身を守る術も知らなかった少女は男の質問に対して頷き、答える。

女魔法使い「はい、先生。そうですね……。今エルフたちが使用している魔法ですが、火と土を使ったものがほとんどです。土はともかく火の場合ですとこれだけ人数差がいたとしても対象がある程度絞られてしまいます。
 私であれば風の魔法を使用して多数の敵を討ち取ります」

男「うん、僕も同じ意見だ。なら、向こうはなぜ風の魔法を使わないと思う?」

女魔法使い「えっとですね、普通であれば魔法自体を使用できない可能性を考えますが、人よりも魔法を扱うことに長けているエルフが使えないということはありえません。
 ですから、何か別に狙いがあると思うのですが……」

 そこまでは考えが回るものの、結論までは導き出せないのか女魔法使いは考え込んでしまう。まだ対人戦での実戦経験がない彼女が知識だけで予測できるのはここまでということだろう。

男「そこまでわかれば十分だよ。要はね、あいつらは待ってるんだよ」

 視線を鋭くし、エルフたちを睨みつける男。そんな彼に女魔法使いは答えを求める。

女魔法使い「何を……ですか?」



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