過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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937:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/29(土) 22:36:23.71 ID:1f/X2rNz0
騎士「そうだ、そうだ。まだお前はガキンチョなんだから、素直に年長者の言うことを聞いときゃいいんだって」

 バンバンと勢い良く女魔法使いの背中を騎士が叩きながら騎士は言う。

女魔法使い「ケホッ、ケホッ。ちょっと、やめてください騎士さん。セクハラです」

 ここ数日で騎士に対する接し方を覚えたのか、女魔法使いは冷めた目つきで騎士を睨んだ。

騎士「おい……男と俺で反応が違いすぎないか?」

女魔法使い「それはそうです。先生は私にいろいろなことを丁寧に教えてくれる尊敬に値する人です。でも、騎士さんはなんというか非常時ではまともなんですけれど、普段がだらしないせいで評価が下がるといいますか……。
 この間の酒場での宴の時も酔った勢いで女性兵士の胸を揉もうとしていましたし。そういったところを見ていると自然と対応にも差が出ると思います。
 あ、あと無駄にクサイ言葉をさらっと口にしたり、やたら暑苦しいところが時々ウザイです」

騎士「そ、そうか。にしてもお前もだいぶ印象変わったな。最初の頃なんてホント男の後ろにベッタリとくっついて俺たちと話をするのも拒んでたのに」

女騎士「そうね。そう思うと女魔法使いもだいぶ私たちに慣れたのかもね」

男「それ自体は嬉しいことなんだけどね。あとさ、女魔法使い。その、先生≠チて呼び方いい加減やめない? なんだか呼ばれててくすぐったいし、僕は先生って柄でもないし……」

女魔法使い「いいえ、やめません。だって、私にとって先生は先生ですから」

男「いや、でもさ……」

女魔法使い「なんですか、先生?」

男「……なんでもない」



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