82: ◆QkRJTXcpFI[saga]
2012/11/30(金) 21:16:39.67 ID:nlsr789Z0
女「ひゃう!」ビクビクッ
少年「!?」
慌てて周りを見渡すが、そこに少年の求めた姿――存在はなかった。
それでも、少年は暖かい想いを胸に抱く。
少年(僕は一人じゃない……そうだよね、シン)
強張った手の力を緩めて、緊張のほぐれた笑みで女生徒を見詰める。
少年「僕は女さんが――」
少年の言葉を聞き終えた後、女生徒は満面の笑みを咲かせていた。
喜びで頬を濡らす少年にも、お節介な警官にも、愛に溢れた花が咲く。
彩り鮮やかな星の中で。
おわり
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