2:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/11/30(金) 22:03:47.31 ID:JgTdaBLIO
「ねえ、この話の続きは!?」
幼い頃の少年はお母さんに尋ねます。
「さあ?どうなったのかしらねえ」
お母さんは目を細め、もう何百年も曇ったままの空を眺めます。
「王様のこどもはどうなっちゃったの!?なんにもしてないのに、石にされたなんて可哀想だよ!」
少年の目は少し潤んでいました。
「かわいそうだねえ……じゃあ少年、少年が助けてあげなさい」
「僕が?」
少年は目を丸くさせます。
「そうよ。いつか少年が大きくなった時、あの塔に行って少年が助けてあげるの」
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