過去ログ - ガラスの中に君はいるの?
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/01(土) 14:21:09.91 ID:/9Y7Y+8a0
こういうの大好き、期待している


9:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/01(土) 14:24:57.54 ID:LqP1NA0IO
「うわっ」

手をついていた壁が急に途切れ、少年は顔から転んでしまいます。

「え……?」
以下略



10:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/01(土) 14:32:02.57 ID:LqP1NA0IO
それはガラスの中にありました。

青く輝き、吹き抜けの天井に向かって光を当てています。

いや、どちらが光を照らしているのでしょう?
以下略



11:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/01(土) 17:19:16.90 ID:LqP1NA0IO
青く輝くたま。

少年は少し、信じてみたくなりました。

「それは君なの?」
以下略



12:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/01(土) 17:25:36.11 ID:LqP1NA0IO
「ガラスの中に君はいるの?」

たまは何も答えません。

ガラスの中でぼうっと輝き……
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/01(土) 18:13:16.77 ID:cdHxF2aqo
ロマンチック


14:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/02(日) 14:22:11.90 ID:1pXsz8oIO
「……?」

そのガラスの向こう側、何かがあることに少年は気づきます。

透明な灰色と、青い光に透けてほんのわずかに見えるのです。
以下略



15:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/02(日) 14:27:11.00 ID:1pXsz8oIO
そこには少女がいました。

眠っています。


以下略



16:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/02(日) 14:39:08.26 ID:1pXsz8oIO
起こそうかな?

少年は考えます。

なんだかんだで不安なのです。
以下略



17:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/02(日) 14:56:25.77 ID:1pXsz8oIO
少年の手が少女の肩に触れようとした、その時です。

「……?」

少年は目をこすります。
以下略



18:月日進 ◆EIVbeOiPes
2012/12/02(日) 17:17:21.82 ID:gI7604OIO
その声と同時に境界線は大きく動き出します。

狂暴と言ってもいいでしょう。

まるで刃のように。
以下略



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