過去ログ - 俺「僕はイエスマン」まどか「氏ね」織莉子「氏ね」かずみ「氏ね」
1- 20
155:かにさん ◆Kanib10EfQ[sage]
2012/12/10(月) 00:01:25.43 ID:+5o5g5Odo
夜明けに書く
今少し読み直してるところ


156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/10(月) 08:55:53.92 ID:o4zDl49AO
彼の居た時代よりも更に苛烈に虐められそうな予感がするよ俺くん


157:かにさん ◆Kanib10EfQ[sage]
2012/12/10(月) 09:31:45.17 ID:+5o5g5Odo
彼はそれをいじめだと思わないから全く問題ない
ただタカシみたいなハイセンスないじめっ子モドキは居ないと思っていい
その代わり、ほら、オナホールが約30人くらい居るからね。使おうとしないけど。
壊れない器をぞんざいに扱う存在は居ない。

以下略



158:かにさん ◆Kanib10EfQ[sage]
2012/12/10(月) 13:11:11.67 ID:+5o5g5Odo
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
高いビルが目立たなくなり、視界の奥にはものすごく高いランドマークと思われる塔が見えてきました。
僕らの世界の、ブルシュ・ハリーファにとても良く似ています。
改めてこの世界のハイカラっぷりに目を見張ります。

以下略



159:かにさん ◆Kanib10EfQ[saga]
2012/12/10(月) 13:13:22.92 ID:+5o5g5Odo
しかし、あんな高所に住まわされたら、下界のことなんて興味がなくなってしまいそうです。
尤も、住める人たちなんて云えば、元々我々下々の民なぞ、ハナから気にかけていないものなのでしょうがね。

ほむら「はい。そうね、ここ最近完成したばかりだそうだから、今はテナントや居住者を募集してるみたい」

以下略



160:かにさん ◆Kanib10EfQ[saga]
2012/12/10(月) 13:18:10.66 ID:+5o5g5Odo
会話をする私達の傍を、無音バスが通りすぎて行きました。
空気の乱流が私達を追い抜いていきます。

ほむら「戸建持ちですら、みんなカツカツなのよ。況や彼らをや、よ」

以下略



161:かにさん ◆Kanib10EfQ[saga]
2012/12/10(月) 13:21:21.05 ID:+5o5g5Odo
ほむら「私は入院していた。生まれつき心臓が悪くてね。その入院費を稼ぐために、私の両親は東奔西走していたわ」

     「治った私は、この有様。───別に文句が言いたいわけではないの」

     「会えなくなったわ。両親に。積み重なった入院費医療費は、それはそれは重い負債となって私達に覆いかぶさった」
以下略



162:かにさん ◆Kanib10EfQ[saga]
2012/12/10(月) 13:52:03.61 ID:+5o5g5Odo
ほむら「貴方の居た時代はキュ……あの白いのから聞いたわ。2012年。今から大体120年前のこと」

     「そこから五十年、2062年。第三次ベビーブームが到来。これが私たちの時代の“足枷”となっている人たちが生まれた世代」

     「この時代から、昔の医療保険制度がおかしくなり始めた。とうとう底をついたのよ。お金が」
以下略



163:かにさん ◆Kanib10EfQ[saga]
2012/12/10(月) 14:00:41.79 ID:+5o5g5Odo
ほむら「……そして私達の世代。2110年代。第四次ベビーブームの時に生まれた子供が、私や杏子、ゆまたちの世代」

     「この時代の“手枷”になってる世代よ」

     「もう分かるわね。崩れかけた船が、乗員ばかり載せて航海が続けられるわけがないの」
以下略



164:かにさん ◆Kanib10EfQ[saga]
2012/12/10(月) 14:02:44.36 ID:+5o5g5Odo
ほむら「でも、人は死ぬのが定め。その定めを歪めたら、そこには当然多大なるしっぺ返しが待っている」

     「それを表面、お金『だけ』の問題にとどめたのは、流石よね」

     「……なら、誰がその代償を支払うの?人が生きるために、何の関係もない他人の人生を踏みにじってまで──!!」
以下略



318Res/181.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice