過去ログ - 俺「僕はイエスマン」まどか「氏ね」織莉子「氏ね」かずみ「氏ね」
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299:かにさん ◆Kanib10EfQ[saga]
2013/02/07(木) 23:41:05.17 ID:IOB9J22Ho
俺「…僕はこの社会のことを知りませんでした。」

  「マミ、貴女には僕からは話してなかったかもしれませんが、僕はこの時代の人間ではないのですよ」

マミ「……え」

俺「きっと僕が言わなければこのことに誰も気づかなかったでしょうね」

  「本当の意味で知っているのはきっとキュゥべえ、ほむら、マミ位のものでしょう」

マミ「……クラスメイトは知らないのかしら」

俺「はい。少なくとも真に受けている風ではありませんでしたね。彼らとの個人的な関わりはまだまだごく薄いものですから。」


俺「キュゥべえの話によれば一世紀も離れているそうですよ」

  「そしてほむらから聞きました。この時代の日本社会は最早僕の時代と比較して目を覆いたくなるほどにひどい状態だと」

  「より一層、魔法少女のことが気になる。僕がそう思うのも時間の問題だったわけです。」

  「そんな便利な存在が居ながら、この体たらくはあまりにも不自然である。そう思いましたね。」



俺「そしてこれは予想。僕の予想ですが。」


俺「魔法少女は誰にでもなれる。キュゥべえの意思次第だから、それが実質“素質”というフィルターになっているに過ぎない」

マミ「……『だれにでもなれる』という点だけは否定しておくわ」

俺「他はどうなんです」

マミ「他は……よくわからないわ。考えたこともなかったもの。」




マミ「社会のためになんて、魔法少女になってみんなを助けることくらいしか頭になかったから……」




マミ「もっと大きな、それこそ現代社会のためになんてだいそれた事……うん、思いもしなかった。」

俺「……」

みんなを助ける。

マミは無意識に吐いたようですが、これは何か重要なキーワードに違いありません。

俺「……なるほど」


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