過去ログ - 俺「僕はイエスマン」まどか「氏ね」織莉子「氏ね」かずみ「氏ね」
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かにさん
◆Kanib10EfQ
[sage saga]
2012/12/01(土) 01:22:58.69 ID:fBfrmIoWo
彼らの笑い声の中にひときわ大きく甲高く響く声が混じりました。僕のすぐ後ろに並んだようです。
不意に漂う饐えた体臭の中に、微かに香る匂い。
もしかしなくても、そうです。
???「よお、また会ったな。」
かの少女二人と、数時間も経たないうちに再開してしましました。
これは小説でも感動しない再開です。
逃げるわけにも騒ぐわけにも行きません。しかしそれは向こうも同じ事。
彼女はフン、と鼻を鳴らして威圧めに言います。
???「目ェさぁ、痛かったんだよねぇー?」
俺「正当防衛を主張したいと思います。ですが、申し訳ありませんでした。」
???「け。…まぁ、さ。こっちも悪かった。まさか同じ身分の人間とは思わなかったからな。」
??「ごめんね」
俺「目、大丈夫ですか」
???「心配ねえよ。こちとらこんなこと慣れっk」
俺「はいと言って下さい」
???「…? はい」
俺「そうですか。安心しました。」
???「……変な奴」
先ほどの彼女らとは全然別人のようです。まるで借りてきた猫のようです。
人が居るから、手荒な真似はできないということでしょうか。
しかし、私には財布はおろか、着の身着のままでしかモノが無いということをアピールしておかねば、また狙われます。
誇張も交えて無一文であることを伝えます。
俺「気がついたらここに居まして。家も財産もない状況です。」
???「……へぇ、どうやら嘘じゃねーみたいだな。」
鼻を鳴らして僕の肩を嗅いでわかることなのでしょうか。
おお、チューブトップ。ずらしたらノーブラおっぱいがこんにちわしそうな。
おっと、危ない危ない。
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