過去ログ - 妹「お兄ちゃんが冷たい」
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175: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/12(水) 21:13:10.46 ID:z/txx7RT0

彼は妄想壁が強く、よくああして思っていることが、
そのまま口から出るのだ。

顔はそんなに悪くないのに、あれの所為で随分と損
してるだろうなと思う。

まあ、わたしには関係のないことだけれど。

そうして、いつものように妄想を垂れ流し、いつも
通りに彼の友人に窘められて、彼は席に着いた。

さて、

「委員長。なにか他に報告は?」

わたしから伝えることは何かなかったかと、一通り
思い出してみるも、今日は特になかった様な気がする。

「ないです」

そんな風にして、

「そう。それじゃあ朝のHRはこれでおしまい。みんな
頑張ってね」

「はーい」

そんな感じで、わたしの一日は始まった。
昨日までと、同じ始り方だった。



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