202: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/16(日) 20:42:52.92 ID:sjwPlFGr0
「じゃ、これで……」
「う、うん」
203: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/16(日) 20:53:53.72 ID:sjwPlFGr0
義理チョコを買ってデパートから帰ると、やっぱり
暗いマンションがわたしを出迎えてくれた。
204: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/16(日) 21:01:22.56 ID:sjwPlFGr0
――――翌日。
205: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/16(日) 21:11:34.02 ID:sjwPlFGr0
まあ、別にそんなに隠す必要もないかと思い直し、
「実は今朝、遅刻した生徒を思いっきり怒っちゃいまして」
206: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/16(日) 21:19:56.78 ID:sjwPlFGr0
「…………」
「…………」
207: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/16(日) 21:21:13.65 ID:sjwPlFGr0
「それで、怒ったことを悔やんでるんですか?」
先に沈黙を破ったのは保健阪先生の方だった。
208: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/16(日) 21:28:29.28 ID:sjwPlFGr0
「でも、こんなのでイチイチ腹を立てるとか小さい人間
だなって自己嫌悪してたんですよ。遅刻で怒るのは間違
ってなくても、自分の気分が悪いからって必要以上に怒
るのはオカシイって」
209: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/16(日) 21:38:50.82 ID:sjwPlFGr0
「ま、それならその子に謝ったらいいんじゃない?怒り
過ぎてごめんねって」
保健阪先生は軽くそう言った。
210: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/16(日) 21:41:10.24 ID:sjwPlFGr0
一旦、ここまでです
211:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/16(日) 21:44:15.59 ID:i93vaKLAO
乙
212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/17(月) 00:55:22.50 ID:N+iS27C4o
乙
失踪したかもしれない男か
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