34: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 13:59:42.75 ID:3iBpGK/O0
――――意気消沈したまま家に帰った私を待っていたのは、
相変わらず口をきかない死体だけだった。
お父さんと、お母さん。
お兄ちゃんと一緒になるためには邪魔だった二人。
私が殺した二人。
もう戻ってはこない二人。
いや……可能性はあるのか。
生き返る可能性は。
なんせ、死んだはずのお兄ちゃんも、あの女も生き返ったのだ。
お父さんやお母さんも、ひょっこり生き返っても不思議じゃない。
214Res/90.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。