47: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:06:28.50 ID:3iBpGK/O0
予感は、的中した。
書斎にある筈のお父さんの死体も、無くなっていたのだ。
「ふふっ!?」
48: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:11:51.76 ID:3iBpGK/O0
ふらふらとした足取りで台所に戻る。
テレビは点いたままだ。
49: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:14:00.93 ID:3iBpGK/O0
「はじめまして」
見た感じ、年は七、八歳くらいだろうか。
少年はニコッと私の方に顔を向けて微笑んだかと思うと、
50: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:18:27.71 ID:3iBpGK/O0
「どうと聞かれても、玄関から入ったんですけどね」
「鍵は?」
「開いてましたよ」
51: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:23:05.02 ID:3iBpGK/O0
となると、ピッキング? 何のために?
泥棒なのか、それとも……。
「……」
52: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:25:07.76 ID:3iBpGK/O0
いやいや、こんなの間に受けてどうすんのよ。
でも……。
53: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:33:02.12 ID:3iBpGK/O0
「そうですね。じゃあまず、確認から……」
「確認?」
「はい。お姉さんは、人殺しですよね」
54: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:34:19.11 ID:3iBpGK/O0
「なっ……何を言って……」
警察なら、分かる。
警察に疑われるのならまだ分かる。
55: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:35:36.67 ID:3iBpGK/O0
「…………」
「怖い顔しないでください。僕はお姉さんの味方ですから」
「証拠は?」
56: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:36:45.33 ID:3iBpGK/O0
「じゃあ、目的を言いなさいよ」
「もう言いましたよ」
「?」
57: ◆Hh5XlZF2el.N[!red_res saga]
2012/12/02(日) 18:37:41.90 ID:3iBpGK/O0
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