57: ◆Hh5XlZF2el.N[!red_res saga]
2012/12/02(日) 18:37:41.90 ID:3iBpGK/O0
58: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:39:05.61 ID:3iBpGK/O0
「やり直し、したいんですよね。この世界を」
「!?」
この子、まさか私の心を……?
59: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:41:04.00 ID:3iBpGK/O0
「そんなの……」
そんなの決まっている。
「やり直したいに、決まってるじゃない」
60: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:42:17.85 ID:3iBpGK/O0
「出来るんですよ、僕になら」
男の子はそう言うと、にいっと表情を崩しながら包丁を手に取った。
手に取って、そして……。
61: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:47:28.40 ID:3iBpGK/O0
――――目を開けると、見慣れた天井がそこにあった。
62: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:48:10.65 ID:3iBpGK/O0
本当に過去に戻ったのだろうか?
いや、そんなバカな話――。
と、そんな事を考えていると
63: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:50:04.31 ID:3iBpGK/O0
「ちょっとお兄ちゃん!妹の部屋にノックもせずに入って
来ないでよねっ!」
「わ、わるい!」
64: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:52:22.71 ID:3iBpGK/O0
「なんだよ、俺が家にいちゃおかしいか?」
「ううん!そんなこと……」
そんなこと、全然ない。ある筈がない。
65: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:54:42.95 ID:3iBpGK/O0
「おい、おまえ本当にだいじょう……」
「大丈夫♪ありがと、お兄ちゃん」
「あ、ああ」
66: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/02(日) 18:59:15.61 ID:3iBpGK/O0
――学校にて。
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