過去ログ - 勇者「あなたはいつでもそうやって…」
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19: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/12/03(月) 21:33:25.18 ID:ZeNr+cZo0
王宮ー中庭


勇者「ハッ!!」ヒュッ

師範「むん」シュッ

ガギッ ギリ…ギャリ

勇者「うぅ……やっ!!」クンッ

師範「ぬっ」グラッ

勇者「ッ!!」ブンッ

師範「ぜあっ!!」シャッ

ガギンッ

勇者「んっ!!」ググッ

師範「甘い!!」ドカッ 

勇者「うわっ」ガクン

師範「ふんッ!!」シャッ

勇者「くっ」バッ

ビタッ

勇者「また、負けた…」ガックリ

師範「勇者様、魔物は正攻法では無いのです、もっと視野を広げなさい…」

勇者「はい!! ありがとうございます!!」

師範「ですが、剣を手にして数日で王家剣術指南役の儂と打ち合えるとは…」


勇者「僕は勇者だから!! でも、もっと強くなって魔王を倒さなきゃ…」


勇者とはいえ、まだ十六の子供…

架せられた運命を受け入れるのは容易な事ではない筈だ。

だがこうして、この子の瞳を見ていると成るべくして成った様に感じる。

この子ならばきっと……



師範「勇者様……そうですな、勇者様ならば必ずや魔王を…おや?」





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