過去ログ - 勇者「あなたはいつでもそうやって…」
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23: ◆jPpg5.obl6[sage saga]
2012/12/03(月) 22:10:34.86 ID:ZeNr+cZo0
大門

『ゾンビ兵か!! 数が多過ぎる!! 固まるな!!』

「ゲャギャア」ブンッ

騎士「しまった!!」

ガギンッ

「無事か!?」

騎士「師範殿っ!!」

師範「これ以上は好きにさせんぞ哀れな死兵共っ!!」グッ

ズバッ

「ギエッ」

サラサラサラ

師範「土に還ったか…」

師範「皆の者!! 儂の後ろに付け、これ以上進ませる訳にはいかん!!」

『はっ!!』

師範「誰一人……誰一人とて死なせはせんッ!!」

ザンッ ズギャッ ドッ…… 

騎士「師範共!! 前方より増援がっ!!」

師範「ふむ……儂は残る、おぬし等は王宮内へ」

騎士「流石に師範殿一人では…」

師範「ここらの死兵はあらかた倒した、残るは前方の奴等のみ、怪我人もおる…行け」

騎士「ですが!!」

師範「行けッ!!」

師範「育てた若者が死ぬのは見とうない…」

騎士「っ!!」

騎士「全騎士に告ぐ!! 負傷者を王宮内へ!! 」


『了解!!』ザッ

師範「行ったか…おうおうワラワラと湧いて来よるわ、丁度ちょこちょこと斬るのに苛々していた所…」

師範「意志無き魔王の死兵…今 楽にしてやる」スッ

師範「剣技・風の太刀…」チャキ


ドヒュッ………キィィンッ……


ドゥッッ!! ズバババババババババッッッ!!!!

『ぐぎゃぎゃギャゃギエッゃゃ』

サラサラサラ………

師範「死者と云えども人を斬るのは気持ちの良いものでは無いな…安らかに眠れ」

師範「魔王め、王宮に直接魔物を召還するとは…勇者様の居場所は旅が始まるまで知らされぬ筈、いったい何が起きているのだ……」


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