過去ログ - 杏子「強くなったな、さやか」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/04(火) 05:09:41.65 ID:/FecqmlSO

QB「そうだね。それよりも…、美樹さやかには何も言わなくて良いのかい?」

杏子「…………」

杏子「これ、キュウべぇに渡しておく」

QB「なんだい?これは…」

杏子「…ふっ、内緒さ」

QB「ふーん、なるほどね。これは預かっておくよ」

杏子「頼んだよ」

QB「それじゃあ僕はこれから用事があるから、この辺で失礼するよ」

杏子「ああ、じゃあな…。」

杏子「さて…、もうすぐ時間だな…」

時刻は午後4時半。杏子は家の中で準備を進めていた。


杏子「ふぅ…。こんなもんかな。」

杏子「………」

杏子「…じゃあな…。今まで色々あったけど、楽しかったよ」ガチャ

さやか「聞こえてる…」

杏子「なっ!あんたなんで…?」

さやか「…引っ越しするんでしょ…あたしに何も言わないで」

さやか「なんで何も言ってくれなかったのよ! そんな…、まどかが教えてくれなかったら、何も言わないまま引っ越すつもりだったの…?」

杏子「そうか…まどかが…」

杏子「ごめんな…、何も言えなかった…。何も言わないままで、引っ越ししたかったのさ…」

さやか「なんで引っ越しなんかっ…!」

杏子「強くなったな…さやか…」

さやか「え…?始めて名前で…、なんで…、なんで引っ越しなんかするのよ…?」

杏子「さっき言った…。強くなったな、さやか。」

杏子「もともとあたしがあんたのパートナーになったのには理由があったのさ…」




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