過去ログ - ウルトラ魔女ファイト【ウルトラマンゼロ×まどか☆マギカ】
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◆S3K5UapAso
[saga]
2012/12/07(金) 21:12:00.03 ID:5JYm+i3V0
【救済の魔女編 その4】
静かな朝、自宅のベッドの上で目蓋を開くほむら。
彼女にとって何度見たとも知れない光景であったが、この日は普段と違っていた。
ほむら「!?」
彼女の隣には、青年の姿のゼロが寝息を立てている。
それも、お互いに左手を握り合うという窮屈極まりない体勢であった。
一気に嫌悪感を増大させたほむらは、ゼロを突き飛ばして飛び起きる。
ゼロ「うぉわっ!?」
ベッドから転がり落ちたゼロは、その衝撃で目を覚ました。
ゼロ「痛ってて・・・何だいきなり!」
ほむら「時間がないのよ」
ゼロ「そうだ!地球の終わりが・・・」
ほむら「学校の準備があるの。その前に、全て説明するわ」
ゼロ「えっ?」
状況が掴めないゼロに、ほむらは一から語り始める。
この世界の真実、敵の正体、彼女自身の目的、そして彼女がゼロに求めること全てを。
ほむら「この世界では『魔法少女』と呼ばれる存在が魔女と戦っている。
私もその一人よ」
ゼロ「ほほぅ・・・この世界は『ウルトラマン』がいない代わりに、
その『魔法少女』とやらが平和を守ってるわけだな!」
正義の巨人『ウルトラマン』の概念は様々な次元に存在し、その誕生や背景は世界ごとに異なる。
同じように、ウルトラマンの存在しない世界や、別のヒーローに守られている世界も数多い。
ゼロは、この世界も後者であると認識していた。
ほむら「私も、そんなシンプルな設定であって欲しかったわ」
ゼロ「何やらワケありのようだな。けど、その前に聞かせてくれ!
俺達が今いる世界・・・ここはどこなんだ?」
窓の外に広がるのは、緑の木々が並び、青い空が広がる美しい光景。
ゼロの関心は、最初に訪れた終末の世界とのギャップに向かっていた。
ほむら「ここは見滝原市。私と貴方が出会った場所」
ゼロ「どういう事だ・・・滅びかけた世界とまるで光景が違うぜ?」
ほむら「私の魔法は時間を操ることができる。そして今、私達が立っているのは
時間軸を巻き戻した『一ヶ月前の見滝原市』よ」
ゼロ「うそーん」
目を見開かせ、呆気に取られるゼロ。しかし、話はまだ始まったばかりに過ぎない。
彼女が全てを語り終えたとき、ゼロの表情からは余裕が消えていくことになる。
それ程までに、彼女が置かれていた状況は過酷なものであった。
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