過去ログ - ウルトラ魔女ファイト【ウルトラマンゼロ×まどか☆マギカ】
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17: ◆S3K5UapAso[saga]
2012/12/09(日) 11:08:31.96 ID:rkhmUbMS0

ゼロ「ほむら以外の魔法少女か・・・遥々魔女を追いかけた甲斐があったぜ!」


ゼロは今、ほむらとは別行動を取り、見滝原市を中心に魔女との戦いに身を投じていた。
しかしこの数日間で、他の魔法少女と遭遇したのはこれが初めてであった。


ゼロ「俺はウルトラマンゼ・・・・・・」

少女「晩メシもまだだってのに・・・次から次へと!!」

ゼロ「なっ!?」


自己紹介を始める間もなく、突如として少女はゼロに襲い掛かった。
ゼロは両手にスラッガーを持ち、間一髪で槍を受け止める。


ゼロ「何すんだ!俺とお前で戦う理由はねぇ!」

少女「喋れる魔女はいても、会話できる魔女は珍しいな!しかも俺っ娘かよ!」

ゼロ「お前・・・誰が俺っ娘だ!!」


人型でありながら地球人と全く異なる容姿、そして赤と青を基調とした配色。
ゼロの特徴は、少女に魔女と誤解させるに十分なものであった。


ゼロ「俺は魔女じゃない!この結界の魔女を倒しに来ただけだ!」

少女「アンタが何言おうと届きゃしないのさ。
   魔法少女が魅入られるようじゃ、仕事務まんねぇからなっ!!」


鍔迫り合いの最中、突然槍が多関節に別れる。
槍は蛇のように縦横無尽に動き回り、地面ごとゼロを削り取ろうと襲い掛かった。
激しい連撃で立ち込める砂埃に視界を奪われながらも、ゼロはスラッガーで槍を弾いて耐える。


ゼロ「力押しの赤い奴ってのは、どの世界でも聞く耳持たねぇもんだな!」


少女の攻撃を捌きながら、ふと仲間の一人との出会いを思い出すゼロ。
しかし砂埃が晴れ始めた時、ゼロは地面を赤い紋章が包囲していることに気付く。


少女「バレたか。でも一気に終わらせてやるよ!!」

ゼロ「これは・・・まさか!?」


砂埃は、この魔法への反応を僅かでも遅れさせる為の策であった。
全ての紋章から一直線に槍が伸び、ゼロを串刺しにする。



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