過去ログ - ウルトラ魔女ファイト【ウルトラマンゼロ×まどか☆マギカ】
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63: ◆S3K5UapAso[saga]
2012/12/25(火) 21:04:51.23 ID:iMVRhNmC0


杏子「大体、アタシから話してばっかだけど、そっちは何か情報無いのかよ?」

マミ「そういえばキュゥべえは、彼に全く関与していないと言ってたわ。
   魔女を倒した力は、魔法とは全く違うそうよ」

杏子「魔法と違う、か。確かに別モンだったよ、ありゃあ」


マミの持つ数少ない情報にも、杏子は既に何かを知っている様子を見せる。
それは『趣の魔女』との戦いで、ゼロの治癒を受けた一件にあった。


杏子「ちょっと魔女相手にヤバい状況になっちまってさ、アイツに回復してもらったんだよ。
   けど、魔法とはどっか違うんだよね。なんつーか、『暖かい』?」

マミ「そんなことが・・・」


ゼロが杏子のソウルジェムに与えたのは、ウルトラマンの持つ『光』のエネルギー。
しかし杏子には、その感覚を上手く表現することが出来なかった。


マミ「佐倉さんは、彼が悪人だと思う?」

杏子「少なくとも悪い奴じゃあないでしょ。グリーフシードも貰ってるからな。
   それに『敵じゃない』って自分で言い切ってたし」

マミ「やっぱり、そうなのかしら・・・」

杏子「まだ何か引っかかってる様子だね。情報交換にならないから、言っちまえよ」


何かに迷っているようなマミの様子に、杏子は鋭く切り込む。


マミ「彼、キュゥべえに敵意を持っているそうなの。
   これもキュゥべえ本人の話だから、信憑性は高いと思うわ」

杏子「敵意ねぇ・・・確かにキュゥべえの奴は色々と胡散臭いからな。
   『僕と契約して〜』って壷でも買わされたんじゃないの?」


笑いながら話す杏子を見ながら、マミも釣られてくすりと笑う。
この時点で、二人の間に漂っていた重々しい雰囲気は既になくなっていた。




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