過去ログ - ウルトラ魔女ファイト【ウルトラマンゼロ×まどか☆マギカ】
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80: ◆S3K5UapAso[saga]
2013/01/04(金) 01:32:12.17 ID:EVB+ng3W0


少女(何!?この嫌な感じ…)


得体の知れない感覚は、迷い込んだ迷路の空気とよく似ていた。
少女が思わず体を縮ませていると、頭上から何者かの声が聞こえてくる。


QB「『魔女』だよ、美樹さやか」


名を呼ばれた少女が見上げると、フェンスの上にキュゥべえが座っていた。


さやか「動物が喋ってる?って、何で私の名前まで知ってんの!?」

QB「僕はキュゥべえ。君の名前も、秘めた力も全部お見通しさ」

さやか「あんた、一体何を言って…」


魔女結界の時ほどではないが、さやかは目の前の状況が掴めなかった。
そんな彼女に、キュゥべえは説明を始める。


QB「君が迷い込んだ迷路と、小さな怪物を覚えているだろう?
   その根源――『魔女』が、この病院の近くで生まれようとしているんだ」

さやか「本当に全部お見通しかい…つまり、この前私が見たものに関係があるんだね?」

QB「その通りだ。魔女は人間の生命力を奪う。
   弱った人間の集まる病院が狙われれば、どうなるかは想像に難くない」

さやか「そんな…どうしよう!?恭介や他の患者さん達も!」


さやかは、廃ビルから自分を助け出した青年のことを思い出す。
彼ならば、この状況を救ってくれるかもしれないと。
しかしキュゥべえが提示した打開策は、全く異なるものであった。



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