過去ログ - ウルトラ魔女ファイト【ウルトラマンゼロ×まどか☆マギカ】
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◆S3K5UapAso
[saga]
2013/01/05(土) 16:14:27.12 ID:/VTGvpkC0
さやか「そこのお二人さん、この私が来たからにはもう大丈夫ですからねー!」
剣を手にし、得意げな表情を見せるさやかの顔を見て、ゼロは驚きを隠せない。
ゼロ「君は、この間の!?」
さやか「ってあれ…迷路工事のお兄さん!?
それにこの人、もしかして魔法少女……ですか?」
さやかの方も、ゼロとマミを認識すると態度が豹変した。
マミ「その通りだけど、貴方達は知り合い同士?」
ゼロ「あの子だよ、俺が結界から助けたのは」
マミ「彼女が…?」
ゼロが助けた少女は素質を持ち、新しい魔法少女になり得る。
キュゥべえがマミに語ったその話は、現実のものとなっていた。
ゼロ「大体、なんで契約してんだ!俺の忠告はどうしたんだよ!?」
さやか「仕方ないじゃん。こっちも四の五の言ってられない状況だったんだからさぁ…」
ゼロは濁した表現ではなく、詳細に念を押しておけば良かったと頭を抱える。
さやかの方も、頼りになりそうな二人が現れたことで、体の力みが解けてしまった。
マミは、契約に難色を示すゼロの様子が気になっていたが、それを一旦心に留める。
その代わり、剣を地面に刺して首を垂れるさやかに優しく微笑みかけた。
マミ「そう悲観するものでもないわ。
貴方が魔法少女になったということは、何か願いを叶えて貰ったんでしょう?」
さやか「でも、すぐにこの中入っちゃったから何も確認できてないんすよ…
キュゥべえも急にいなくなっちゃうし、もし嘘だったら三枚におろしてやる!」
マミ「心配しなくても大丈夫よ。キュゥべえを信じて」
彼女達のやり取りを、やりきれない表情でゼロは見つめる。
特にキュゥべえに絶対の信頼を置くマミへ、真実を話せないことがもどかしかった。
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