過去ログ - ウルトラ魔女ファイト【ウルトラマンゼロ×まどか☆マギカ】
1- 20
86: ◆S3K5UapAso[saga]
2013/01/05(土) 16:14:27.12 ID:/VTGvpkC0


さやか「そこのお二人さん、この私が来たからにはもう大丈夫ですからねー!」


剣を手にし、得意げな表情を見せるさやかの顔を見て、ゼロは驚きを隠せない。


ゼロ「君は、この間の!?」

さやか「ってあれ…迷路工事のお兄さん!?
    それにこの人、もしかして魔法少女……ですか?」


さやかの方も、ゼロとマミを認識すると態度が豹変した。


マミ「その通りだけど、貴方達は知り合い同士?」

ゼロ「あの子だよ、俺が結界から助けたのは」

マミ「彼女が…?」


ゼロが助けた少女は素質を持ち、新しい魔法少女になり得る。
キュゥべえがマミに語ったその話は、現実のものとなっていた。


ゼロ「大体、なんで契約してんだ!俺の忠告はどうしたんだよ!?」

さやか「仕方ないじゃん。こっちも四の五の言ってられない状況だったんだからさぁ…」


ゼロは濁した表現ではなく、詳細に念を押しておけば良かったと頭を抱える。
さやかの方も、頼りになりそうな二人が現れたことで、体の力みが解けてしまった。

マミは、契約に難色を示すゼロの様子が気になっていたが、それを一旦心に留める。
その代わり、剣を地面に刺して首を垂れるさやかに優しく微笑みかけた。


マミ「そう悲観するものでもないわ。
   貴方が魔法少女になったということは、何か願いを叶えて貰ったんでしょう?」

さやか「でも、すぐにこの中入っちゃったから何も確認できてないんすよ…
    キュゥべえも急にいなくなっちゃうし、もし嘘だったら三枚におろしてやる!」

マミ「心配しなくても大丈夫よ。キュゥべえを信じて」


彼女達のやり取りを、やりきれない表情でゼロは見つめる。
特にキュゥべえに絶対の信頼を置くマミへ、真実を話せないことがもどかしかった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
296Res/261.52 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice