過去ログ - とあるカッパと黄泉川家
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/10(月) 21:27:04.76 ID:aFMIQ2dx0

「別にいいじゃんよー」
「あのなァ黄泉川、居候かましてる分際の俺が言うのも変なハナシだが、色々と真面目に考えろよ」
「だぁってさー、この……なんだっけ?」
「かぁたんだよ、ってミサカはミサカは新顔をボスに紹介してみる」
「かぁたんを追い出したら、あんたらも追い出さなきゃいけないみたいじゃん」
「居候ではあるンだが、俺達とカッパをまったくの同列に扱われるのはシャクだ」

カッパの飼育許可が降りる確率は、黄泉川の性格なら八十パーセントと睨んでいた一方通行だったのだが、
予想以上のハードルの低さに肩すかしを食らう。

昔からの親友に請われるままに、見ず知らずの、でも『ワケあり』なのは一目瞭然だった自分と打ち止めを受け入れてくれた黄泉川愛穂。
そこへ番外個体も後日転がり込ませたが、その際も迷惑そうな素振りは一切なかった。

彼女は大人で、厳しくて優しくて、一方通行が頭の上がらない数少ない人物だ。


「パコン」
「何の音じゃん?」
「クチバシが鳴るんだよ。黄泉川に挨拶してんじゃない?」
「へぇ。礼儀正しいじゃんか」



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