4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/06(木) 21:53:26.65 ID:E7FR2Dvu0
  
 遠い遠い、時代さえも違うどこかで、いたいけな仔ガッパが飼い主に踏まれて目を回した頃…… 
  
 「ふっふーん!ってミサカはミサカはスキップしてみたり! 番外個体はスキップできるー?」 
 「出来るけどやんないよ。卵が割れるっつーの。最終信号が代わりに怒られてくれるなら披露してもいいかな」 
 「断固拒否する!ってミサカはミサカは卵とミサカの名誉を守ってみたり!」 
 「うるせェぞ。落ち着け。オマエの袋には瓶が入ってンだ」 
 「おぉーっと! お宝発見どんぶらこだぁ!!」 
 「聞いてンのかクソガキ」 
  
 手に提げた袋の中の瓶をがちゃがちゃ鳴らせ、打ち止めは土手を駆け下りて河原へと走る。 
 どんぶらこと言うからには、この幼女のお宝は川にあるのだろうと、視線を先行させていた番外個体が疑問の声をあげた。 
  
 「……ナニあれ?」 
  
 普段の悪意や嘲笑を感じさせない純粋なその声音に、一方通行も彼女と同じ場所を見る。 
  
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