過去ログ - とあるカッパと黄泉川家
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653:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/02(日) 02:46:28.61 ID:BQwDUKei0

別れが迫るからといって、特別なことはしない。次の日曜日の予定ぐらいは話し合ったけれど。

打ち止めと番外個体は畑の手伝いへ……そして時々野球部。
一方通行は(目立たないように)解禁となった強大な能力を振るった。主に農業に。

昭和五十年という時代背景もあり、遠野家では、車を含め大型機械などは取り入れていない。ほとんどが手作業だ。
一方通行がやってくれると、大人三人で三十分はかかる運搬作業が五分で終わる。大助かりであった。

「暗いのによく転ばないもんだね〜」
「周囲の障害物も検知できるからな」
「ふーん」

人目が無くなった夜。里芋が入ったダンボールを抱え、土手を飛び越えては積み上げる。
坂本美沙子は闇夜に舞う白い肌と髪を目で追っていた。
近所の人に目撃されないよう、見張り役を務めていたが、

「……周囲の状況が分かるんなら、見張りっていらないのでは?」
「……まァな。どっちかってェと、作業監督に徹してほしい。……コレで最後だぜ」
「はい。あとは小屋の中に入れておしまいね」



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