過去ログ - とあるカッパと黄泉川家
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70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/18(火) 15:02:20.76 ID:szCM0B5j0

「ごめんちょっと何言ってるのか分かんない」

聞かされたのは、打ち止めが拾ってきた河童を保護している、ということ。
上条当麻はファミリーレストランの一角で首を振った。

しつこく一方通行達に追いすがった彼は、しんがりを守る少年を易々と捕まえた。
当然だ、一方通行は杖をついているのだから。

一方通行は逃走の際に能力の使用も考えたが、一瞬の躊躇いの内に幻想殺しに肩を掴まれてしまったのだ。

御坂遺伝子を持つ大小の妹達が謎の子供をがっちりガードし、
赤い目に睨まれながら上条はこのファミレスへと誘われた。

番外個体が強引に店側に頼み、一番大きな席を陣取っている。
十人は座れるか、というテーブルの端と端で、カッパと上条のファーストコンタクトは成された。



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