92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/21(金) 22:57:00.01 ID:cZh6jU3C0
「やるねぇ、チビチビ。このミサカだってそこまで思い切ったことは出来ない。ベッドの上でしちゃえばもっと良かったのに」
「ちょっとした拍子でつい漏らしちゃうみたいじゃんね」
全員そろっての朝の食卓。
かぁたんも子供用の椅子を用意してもらい、ちゃんと座って食べている。今日は目玉焼きとドッグフード。
「ちょっとした拍子、というか……」
仔ガッパの口から聞こえるポリパリポリポリという小気味良い音とは対照的な、
申し訳なさそうな芳川の声音。彼女はわざとらしく上目づかいで一方通行を見た。
「なンだよ」
「もう少し振舞いに気をつけたら? 小さい子にお漏らしさせる程だなんて、考えものよ」
「……」
それは打ち止めが無茶苦茶な起こし方をするから、教育的指導を試みただけだ。
そんな言い訳をしたいけど、一方通行は堪えた。
無意識に出てしまった舌打ちに、かぁたんがオドオドして少年を見ている。
(慣れねェのは、単に俺が男だからじゃねェンかよ)
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