過去ログ - ニャル子「キュゥべえ、私と契約しなさい」
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472: ◆uLE2ADvlTM[saga]
2013/06/19(水) 01:44:48.42 ID:wxZLnvjTo
 数日後、八坂宅にて。

「ただいまー」

 玄関で声がした。行ってみると、そこには、母親と珠緒の姿があった。
以下略



473: ◆uLE2ADvlTM[saga]
2013/06/19(水) 01:45:33.68 ID:wxZLnvjTo
「それより、八坂君どうして今日はそんなに可愛い恰好してるの? しかもそれ、ニャル子ちゃんが着てたのと同じ服じゃない」

 珠緒に言われ、真尋は思わず両手で自分の体を隠そうとした。
 真尋が身に着けているのは、白と黒でデザインされたエプロンドレス。いささか可愛すぎる代物だ。

以下略



474: ◆uLE2ADvlTM[saga]
2013/06/19(水) 01:46:25.43 ID:wxZLnvjTo
「で、なんでそんな恰好してるの?」

 珠緒は諦めることなく、質問をぶつけてきた。

「……さやかのリクエストだよ」
以下略



475: ◆uLE2ADvlTM[saga]
2013/06/19(水) 01:48:18.33 ID:wxZLnvjTo
 と、その時だった。
 真尋の頭ににょんたかと何かが置かれた。

「……少年、可愛い……。ついでに猫耳もつけるべき。猫耳エプロンドレスの少年……、いい……」

以下略



476: ◆uLE2ADvlTM[saga]
2013/06/19(水) 01:49:15.28 ID:wxZLnvjTo
「こっちのクー子ちゃんが八坂君のことが好きなのはわかるけど……、今は、見守っていようよ。寂しいけどさ」

「……くすん」

 その時、家の奥から母親の声がした。
以下略



477: ◆uLE2ADvlTM[saga]
2013/06/19(水) 01:50:34.12 ID:wxZLnvjTo
 待ち合わせ場所には、美樹さやかの姿があった。

「真尋さん、めっちゃ可愛いっすよ!」

 興奮を隠さずにそう言うさやか。その姿は変身後のものだった。
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478: ◆uLE2ADvlTM[saga]
2013/06/19(水) 01:51:00.52 ID:wxZLnvjTo
「あいつのことは、もういいだろ……」

「あっ……、ごめん……。それで、この間の返事なんだけど……」

「えっと……」
以下略



479: ◆uLE2ADvlTM[saga]
2013/06/19(水) 01:51:31.38 ID:wxZLnvjTo
 が、

「何度も言うけど、あたし、真尋さんのことが好き、好き、大好き」

 純粋によい返事を期待するさやかの姿を見て、真尋の迷いはなくなった。
以下略



480: ◆uLE2ADvlTM[saga]
2013/06/19(水) 01:52:17.31 ID:wxZLnvjTo
「お、お前……」

 目の前に現れた存在に、真尋は己の目を疑った。

「ご召喚いただき、誠にありがとうございます。いつもニコニコあなたの隣に這い寄る混沌ニャルラトホテプ、
以下略



481: ◆uLE2ADvlTM[saga]
2013/06/19(水) 01:52:44.58 ID:wxZLnvjTo
今日はここまでです。


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