過去ログ - ほむら「円環をお断り」
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24: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/07(金) 19:53:46.70 ID:NLK9u1Wa0
  「ありがとう。貰っておくわ。」

  「あ、頭につけては頂けないのですか?」

凄い苦しそうで切ない表情…。
以下略



25: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/07(金) 19:56:58.54 ID:NLK9u1Wa0
  「ええ。もうあのリボンはボロボロだしこれ以上汚さないためにつけるわけにはいかない。それでも私の頭に結ぶのはあのリボンだけだから。」

  「そうですか…。」

シュンとしたその子の表情を見て確信する。
以下略



26: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/07(金) 19:57:37.24 ID:NLK9u1Wa0
本当にどうしたのかな?

胸が苦しいよ。

身体的な異常なはずはない。
以下略



27: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/07(金) 20:02:17.03 ID:NLK9u1Wa0
  「でもどこにもつけないとは言ってないわ。こんな素晴らしい気持ちのこもった物をあなたからもらって嬉しくないはずがない。これから毎日左腕に結ばせてもらうわね。」
  
  「…!あ、ありがとうございます!」

  「おっ!手を握るとかやるじゃん。ほむらさんの手を握った奴とかアタシ他に全然知らないぞ。」
以下略



28: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/07(金) 20:03:44.77 ID:NLK9u1Wa0
  「ごめんなさい!私なんかが!暁美さんの手を!」

慌ててバッと手を離す彼女。

その歯がゆさは私に契約前のほむらちゃんを思い起こさせました。
以下略



29: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/07(金) 20:06:31.65 ID:NLK9u1Wa0
  「いえ別に。ただ暁美さんは他人行儀すぎるわ。」

  「え?」

  「私達が出会って何年も経ったでしょ?魔法少女は基本的に第二次性徴が終わるまでしか身体的に成長しない。だから私達はもう同い年みたいなものよ。だったらこう呼んで欲しいわ。ほむらって。」
以下略



30: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/07(金) 20:13:06.97 ID:NLK9u1Wa0
  「なにかしら?」

  「ほむらって名前凄い似合って無いよね。なんかこうカッコよさが違う感じ。もちろん名前を馬鹿にしてるわけじゃないよ。」

でもさやかちゃんよりはだいぶしっかりしてそう。
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31: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/07(金) 20:24:52.44 ID:NLK9u1Wa0
  「というと?」

  「いや、ほむらって言うとなんかこう燃えあがれー!って感じするじゃん?ゴワーって!でも現実のほむらはクールっつうか尖ってると言うかなんかこう凍りつけー!って感じだからさ。シャキーンみたいな?」

  「じゃあどんな名前がよかったのかしら?
以下略



32: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/07(金) 20:30:13.12 ID:NLK9u1Wa0
ほむらちゃんはほむらちゃんだよ。

名前無茶苦茶似合ってるよ。

ほむらちゃんは一見冷めているようで心の中には熱く燃え上がる炎を秘めているんだよ。
以下略



33: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/07(金) 20:33:01.65 ID:NLK9u1Wa0
〜☆

 さらに長い時が流れたくさんの世界を見渡してもほむらちゃんが居る世界の方が珍しくなってきました。 

  「…彼女アタシをかばって死んだんだ。トリプルAの評価をうけていた彼女があんなあっさり死んでしまった…。」
以下略



34: ◆2DegdJBwqI[saga]
2012/12/07(金) 20:38:57.98 ID:NLK9u1Wa0
こんな悲しい事があってもほむらちゃんは全然表情を変えようとしない。

何だかほむらちゃんの苦しみを私が背負っているみたいに苦しくなってくる。

  「…ほむらに彼女のために泣いて欲しいんだ。身勝手なのはわかってる。アンタにずっと好きな奴が居るってことも。でもこんなに長く思い続けたアイツにこのまま何もないだなんてそんな…。」
以下略



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