過去ログ - 比企谷八幡(22)「やはり俺の就職活動は間違っている」
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2:1[saga]
2012/12/09(日) 01:44:07.98 ID:s9dzZHte0
「比企谷 八幡様

謹啓 時下ますますご清祥の段お喜び申し上げます。

このたびは当社の採用試験にご応募いただき、厚くお礼申しあげます。
以下略



3:1[saga]
2012/12/09(日) 01:45:26.14 ID:s9dzZHte0
雪乃「…それは、面接の印象があまりに悪いからでしょう」

八幡「……うぉわっ?!」ビクゥ

雪乃「こんにちは、お邪魔してるわよ」
以下略



4:1[saga]
2012/12/09(日) 01:47:04.47 ID:s9dzZHte0
雪乃「情報源は秘匿するわ。目が腐っていて第一印象が悪いのはいまさらだけれど…」

八幡「…オイ」

雪乃「質問や会話の反応がネガティブ。挙動不審。何考えてるのかわからない」
以下略



5:1[saga]
2012/12/09(日) 01:49:18.05 ID:s9dzZHte0
雪乃「…ちょっと言い過ぎたかしら」

八幡「かなりな。ま、正論だし付き合いも長いから慣れてるけどよ」

雪乃「……何か、将来の夢ややりたいことってないの?」
以下略



6:1[saga]
2012/12/09(日) 01:51:32.87 ID:s9dzZHte0
雪乃「…それでいいわ。さて、それじゃ、台所を借りるわね」

八幡「…お、おぅ?」

雪乃「ご飯、まだでしょう? 何か、作ってあげる(ニコ)」
以下略



7:1[saga]
2012/12/09(日) 01:52:47.83 ID:s9dzZHte0
八幡「……ふー、御馳走様」

雪乃「……お粗末様。そこまで美味しそうに食べてくれれば、作った甲斐があるわ」

八幡「……すげぇ美味かった。さらに腕を上げたな」
以下略



8:1[saga]
2012/12/09(日) 01:55:08.99 ID:s9dzZHte0
八幡「マスコミか…ま、向いてると思うぜ。お前、高校時代、『この世界を変える』とか真顔で言ってたもんな」

雪乃「…よく覚えてるわね」

八幡「今だから言うけど、当時はぶっちゃけ、『こいつ正気か』と思った。行きつく先はテロリストか独裁者か…オイやめろ。すみません冗談です」
以下略



9:1[saga]
2012/12/09(日) 01:58:02.97 ID:s9dzZHte0
とりあえず、書き溜めはここまで。
更新また近いうちに。


10:1[saga]
2012/12/09(日) 03:06:08.17 ID:s9dzZHte0
TVをつける。ニュースを聞き流しながら、ぼんやりと目の前の…高校時代から5年の付き合いになる元・同級生のことを考えた。

総武高校を卒業後、俺と雪ノ下、由比ヶ浜はそれぞれ、都内の大学に進学した。俺は都の西北にある私立某大学の法学部。
雪ノ下は結局、進路に文系を選び、某国立大文Tに現役合格。由比ヶ浜は、私立某大学の文学部に。

以下略



11:1[saga]
2012/12/09(日) 03:19:55.45 ID:s9dzZHte0
とはいえ、俺も雪ノ下もそれに応じたのは、この関係を維持したいと、それぞれが強く思っていたからだ。
これまでの人生で、他人との関係がここまで長続きしたことは、一度もなかった。 …今は、あの出会いと結ばれた縁に正直、感謝している。

入学後、当初は千葉の実家から通学していたが、1年が過ぎたころ、親にひとり暮らしを勧められて家を追い出された。

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/09(日) 03:28:58.41 ID:Z6x6oM3x0
はまちのSSってレアだから完結してくださいやがれ


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