過去ログ - 比企谷八幡(22)「やはり俺の就職活動は間違っている」
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2012/12/09(日) 22:49:25.41 ID:s9dzZHte0
雪乃「……彼女は、自分の周囲の世界を、変えられたのね」
八幡「……あの、林間学校の時のことを思い出してたのか? また、懐かしい話だな」
俺たちが彼女と初めて会ったのは、5年前の夏休みだった。当時、俺たちは高校2年、彼女は小学校6年生。
そこで、いろいろとろくでもない手段を講じて彼女の閉塞した人間関係を打破する手伝いをしたりした。
…いや、今思い返しても我ながらろくでもねぇな。よく問題にならなかったものだ。
ちなみにその後、再会したのが1年前。教職課程を履修していた俺は教育実習先として総武高校を選んでいた。
そこでもなんやかやいろいろとここで言うのをはばかるようなことがあったのだが、説明は省く。
これも静先生のフォローがなければヤバいことになっていたかもしれない。持つべきものは理解ある恩師である。
教育実習の評価自体は散々なものとなったが何人かの関係者からは感謝を受けることにもなり、そのときの縁から彼女と家族に家庭教師を頼まれて今に至る。
雪乃「…ずいぶん綺麗にもなってたわね(ジト)」
八幡「そうか? まぁそこそこ可愛いとは思うけどな。勉強も呑み込みが早いし」
言いたくないが小町とは雲泥の差だ。あいつは総武高校に入ったのも奇跡だったが、さらに浪人させずに大学へ入れた俺の家庭教師としての手腕を誇りたい。ちなみに、理系教科は雪ノ下がやってくれた。その後、小町が兄の俺より雪乃に服従するようになった件にはいまだに納得がいかない。
容姿も、確かにかなりの美少女といっていいレベルだろう。昔の雪ノ下にもどことなく似ている。
雪乃「なぜか、会ったとき私に突っかかってきたんだけど…」
八幡「…同類嫌悪ってやつか? あまりいじめないでやってくれよ…」
雪乃「…人聞きが悪いわね。ちょっと睨んだだけよ。『負けませんから』か。何を指して言ったのかしらね」
ぼくわかんない…いや、分かりたくない。ラノベ主人公の職業病である難聴にかかりたい。
八幡「…俺たちの文化祭よりいいものにするっていう意気込みだろ、たぶん」
雪乃「………どうかしらね」
その笑顔、怖いからやめろ。
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