過去ログ - 比企谷八幡(22)「やはり俺の就職活動は間違っている」
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39:1[saga]
2012/12/10(月) 01:19:47.31 ID:ULzuOA1M0
謝り倒してなんとか許してもらう。いろいろ考えるとドツボにはまりそうだ。

その後、しばらくお互いの大学生活のことなど語り合い、時間が過ぎていく。


雪乃「…ねぇ、比企谷くん」

八幡「…ん?」

ティーカップを洗い終え、片付けているところへ、背後から声をかけられた。

雪乃「就職先のことなんだけど…貴方さえよければ」

ピンポーン

インターホンのせいで、途中で遮られた。誰だ? この部屋に来る人間はごく限られているのだが。由比ヶ浜は就活で今日は来れないと言っていたし、小町も今はバイト中の筈。ほかにアポイントなしで来るような人間に心当たりはない。

八幡「……ああ、そういえば実家から衣類を送るとか言ってた気がする。宅急便か?」

雪乃「…そう」

雪乃は頷くと、立ち上がり、戸棚の2段目の引き出しから判子を取り出した。
おい、なんでお前が出る。そして判子の場所を知っている。

そうツッコむ間もなく、玄関のドアが開けられる。カップを仕舞い終え、リビングから玄関に出ようとすると、雪ノ下がドアを開けたポーズのまま固まっていた。

俺も、その人物を認めた瞬間、驚愕で固まる。

陽乃「やほー、比企谷くん。それに、雪乃ちゃんも。久しぶりだね☆」

先ほど、TVのローカルニュースに出ていた、最近何かと話題の「美人過ぎる県議」。雪ノ下雪乃の姉。
現・千葉県知事の長女にして後継者。

雪ノ下陽乃が、そこにいた。



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