過去ログ - ほむら「きっと、それがわたしの役割だから」
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33: ◆OMDUScS66.[saga]
2012/12/15(土) 01:59:24.41 ID:Ccz1IRoI0
涙ぐんだ眼をハンカチで拭いながら、織莉子は差し出されたほむらの左手を握り返す。

織莉子「こちらこそっ……よろしく、ほむらさん!」

ほむら「さん、だなんて他人行儀ね。呼び捨てで構わないわよ。そもそも、あなたの方が年上なのだし」

織莉子「……そ、それじゃ、ええと……これから、よろしくね……っ……〜〜……ほ、ほむら……」

何度も躊躇いながら。
途切れ途切れに
語尾は小さかったが、それでも。
ほむらの事を、呼び捨てで呼んでいた。

ほむら「ええ……よろしく、織莉子」

いつの間にか、キュゥべえはその姿を消していた。
織莉子が一人ではなくなったから。
キュゥべえが織莉子を気に掛ける必要がなくなったから、だろう。


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