過去ログ - ほむら「きっと、それがわたしの役割だから」
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44: ◆OMDUScS66.[saga]
2012/12/24(月) 01:08:28.83 ID:6mG2+3Zc0
〜〜〜

杏子「ほむら、援護は頼むよ!」

言うが早いか、杏子は宙で半回転すると魔法陣を展開し、それを足場にして屋上で鎮座していた魔獣の群れへ突っ込んでいく。
円環の理へと導かれたさやかが愛用していた魔法を、杏子なりに解析したものだった。

ほむら「ええ、任せてちょうだい!」

屋上へ向かう時は小さかった光の翼は、今は両手を広げた状態よりも幾許か大きいのではないかと言う程のサイズとなっていた。
翼をはためかせながら、ほむらは空中から杏子の援護をする。

杏子「おら、くたばれ魔獣!」

体を軸にして、右手を大きく振り抜いて魔獣を切り裂く。
そのまま左手で槍の刃の近くを握り、柄で今度は魔獣の体を殴打する。
杏子の攻撃で姿勢を崩した魔獣の頭を、ほむらが放つ黒い矢が次々と射抜いて行く。

ほむら「ふっ!」

杏子がどんどん前へ突っ込んでいくのに対して、ほむらはゆっくりと前進しながら杏子が攻撃し損ねた魔獣を精確に射抜く。
一撃では倒れない魔獣だが、杏子の攻撃とほむらの攻撃が絶え間なく襲い来るために、きっちりと一体一体の息の根を止めていた。


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