過去ログ - ほむら「きっと、それがわたしの役割だから」
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85: ◆OMDUScS66.[saga]
2013/01/04(金) 02:36:56.21 ID:BUgBFM1G0
QB「なんだか訳ありみたいだね?」

ほむら「……ええ、まあね」

QB「それで、キミのやるべき事、というのは?」

ほむら「今はまだ、明確には見えてこない。けれど、当面のやるべきことは、織莉子と行動を共にすることだ、って思うわ」

未だにマミや杏子と話している織莉子を見ながら、ほむらは小さくひと息つく。

ほむら「この世界に来る前までは、絶対に和解出来なかったと思う彼女とこうして肩を並べられる事……感謝しなくちゃいけないわね」

QB「興味があるね。その、この世界の前にキミがいた、という世界」

ほむら「過度な好奇心は身を滅ぼすわよ、キュゥべえ?」

QB「無理に聞くつもりはないさ。いつか話してくれるとキミも言ってくれてることだしね」

ほむら「ええ……心の整理が付いた時には、必ず」

織莉子から視線を外し、空を仰ぐ。
守りたかった対象がいなくなった夜空が、昨日よりも少しだけ色づいたような気がした。


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