過去ログ - 娘「うーん、困った」
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/12/14(金) 16:04:56.62 ID:kro8sPquo
娘「それはもうあなたの行きたいところまで!」

娘「あ、でもあなたの目的地はここでしたね……。参りました」

エルフ「いや、それでいいわ」

娘「ホントですか!」

エルフ「ええ、目的地はエルフの里よ」

娘「ものすごく遠いところですよねそれ!」

エルフ「あら、どこでもいいっていったじゃない」

娘「あ、嫌とかじゃないんですよ!」

娘「私は旅をするのが目的なので、遠いところでよかったなって!」

エルフ「あ、そ」

エルフ「じゃあ交渉成立ね」

エルフ「ただ急いでるわけじゃないから基本的にはあなたの方針に従うわ」

エルフ「見当違いな方向に行こうとしたらさすがに止めるけど、いいかしら?」

娘「問題ありません! それじゃあ早速魔術師の国へ向かいましょう!」

エルフ「そうね……」

エルフ「! でも早速問題発生ね」

トロール「ぐおお……、おんなだぁぁぁ」

娘「うわ、すっごく大きい人です!」

エルフ「人じゃなくてトロール。魔物よ?」

娘「まあ放っておいて魔術師の国へ向かいましょう」

エルフ「なんでそうなるのよ。どう考えてもアイツ私たちのこと狙ってるじゃない」

トロール「お、おでの嫁さん……」

娘「……ご遠慮願いたいんですが」

エルフ「力づくじゃないと無理なんじゃないかしら」

娘「そうですか! まあ私もこんなののお嫁さんは嫌ですし、しょうが無いですね!」スラッ

エルフ「随分と長い剣ね。とっても重そう」

娘「大丈夫です! 私力持ちですから!」ブオォ

トロール「ぐお……なにする……」ガキィ

娘「! なんで木の棍棒で剣が受け止められちゃうんですか! 詐欺です!」

エルフ「見かけによらず細かい芸当できるのね……」

娘「しょうがありません! 一太刀で決めます」

エルフ「もう二の太刀じゃない。というかそもそもそれ剣だし」

娘「細かいことはいいんですよ!」

トロール「おお……、おでの嫁になる気、なたか……」

エルフ「その気はないのだけれど」

娘「はぁぁぁぁぁ! この私に二の太刀はありません! ちぇすとー!」ズバァ

トロ―ル「うぼぁぁぁぁ」バタ

エルフ「……うわー、棍棒もまとめて真っ二つって……うわー」

娘「これにて一件落着です! さあ行きましょう、ええと……」

エルフ「エルフよ。あなたは?」

娘「娘です! じゃあ行きましょうエルフさん!」


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