6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/09(日) 03:12:42.28 ID:MoVWLVw/o
娘「あれー、お仕事紹介してもらえるって話だったんですけど」
大男「あ? アイツまた適当こいて連れてきたのかよ……」
娘「え! お仕事ないんですか?」
大男「いや、あるぜ」
娘「本当ですか! 給料はいくら位ですかね!」
大男「給料はでねぇ! 俺の相手をしてもらうだけの簡単な仕事だからな」
娘「給料でないなら戻ります……」
大男「おっと! そうは行かねぇ。俺を楽しませてくれないと困る」
娘「私は給料がでるお仕事を探してるんです! 離してくださいよ!」
大男「うるせぇ!」ビリッ
娘「きゃっ!」
大男「お前は黙って俺の言うこと聞いてりゃいいんだよ……」
娘「え、嘘……。私騙されたの!?」
大男「そういうこった。諦めておとなしく――」
剣士「おー、間に合った間に合った」
大男「なっ! 誰だてめぇ!」
剣士「通りすがりの剣士さ。その子を助けに来たんだ」
大男「ああ? てめえは俺が誰だかわかってないみたいだな?」
大男「ここら一体をシメてる大男といやぁ俺のこっ!?」ブシュ
剣士「なんで君等みたいのはそう名乗りたがるのかなぁ。斬ってくれと言わんばかりじゃないか」ザシュッ
娘「うわー、首を一刀両断ですか。えげつないですねー」
剣士「……君はなんでそんな冷静なのかな」
娘「騙されて『ああ、お先真っ暗』なんて思ってましたが何とかなりそうなので!」
剣士「はぁ。それで何がどう何とかなりそうなんだ?」
娘「弟子にしてください!」
剣士「はぁ!?」
77Res/61.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。